10代水泳アスリートの膝と足首の痛み|カテーテル治療で改善した症例
患者背景
幼少期に右下肢を切断し、義足を装着してスポーツを続けてきた10代の男性。短距離の移動や日常生活は義足で可能ですが、水泳を中心に競技活動を行っています。大きな大会を控えていましたが、左膝と足首に強い痛みが出て練習が制限されていました。
困りごと
運動中や運動後に左膝の前方や足首周囲にズキズキ・ジンジンとした痛みが強い
大会に向けて練習を続けたいが、痛みで十分に練習できない
整形外科では「画像上は大きな炎症がない」と言われ、切断の可能性まで示唆されたが、なんとか手術を避けたいという思いがあった
当院での検査・診断
エコー検査や造影MRIを行ったところ、膝蓋骨下や足首周囲に“モヤモヤ血管(炎症でできた異常血管)”が確認されました。これが痛みの原因になっていると考えられました。
実施した治療
カテーテル治療(TAME)
足の付け根から細いカテーテルを入れ、膝や足首の異常血管に抗生物質製剤(チエナム)を注入し、一時的に塞栓して炎症を抑える治療を行いました。
さらに、外来で動注治療(短時間の注射治療)を数回追加し、炎症の残りに対応しました。
治療後の経過
- 初回治療後、足首の痛みは10→1まで軽快
- 膝の痛みも大幅に改善し、練習復帰が可能となった
- その後も動注治療を追加することで、国際大会を含む試合に出場できるレベルに回復
- 現在は「大きな痛みはなく、時々負荷が強いときに3~4程度の痛みが出る」程度まで改善
メッセージ
今回のように、画像検査では大きな異常が見えにくい痛みでも、実際には“モヤモヤ血管”が関与していることがあります。
「切断しかない」「手術以外に方法がない」と言われたケースでも、血管内治療(カテーテル治療・動注治療)によって痛みを軽減し、競技や日常生活に復帰できる可能性があります。
※効果には個人差があります。
📍 福岡ペインケアクリニック(福岡市博多区中洲川端)
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で同様の治療が可能です。
九州ペインケアネットワーク
Kyushu PainCare Network
福岡ペインケアクリニックと、ながさきハートクリニックは、 モヤモヤ血管治療が受けられるクリニックで、同水準の治療とサポート体制を提供しています。


