踵の痛みが続く人へ|痛み治療を変える動注・カテーテル治療
朝の一歩が痛い…足底腱膜炎の「長引く痛み」に悩む方へ|原因と最新の治療法(動注治療・カテーテル治療)
朝、ベッドから起きて 最初の一歩がズキッと痛む。
会議後に立ち上がると かかとが刺すように痛む。
そんな足底腱膜炎の痛みが「なかなか治らない…」と悩む方は多くいます。
実は、この長引く痛みの背景には モヤモヤ血管(炎症で増えた異常血管) が関係していることがあります。
福岡ペインケアクリニック・ながさきハートクリニックでは、
このモヤモヤ血管をターゲットにした 動注治療 と カテーテル治療 を提供しています。
従来の治療で良くならなかった方にも、新しい選択肢となる可能性があります。
※治療効果には個人差があります。
なかなか良くならない足底腱膜炎に悩むあなたへ
足底腱膜炎の痛みは
朝の「初動時痛」
長く座った後の一歩目
といった 生活の何気ない動作で悪化するため、つらさが続きやすい疾患です。
「ストレッチを続けているのに」
「インソールを作ったけど変わらない」
「病院を転々とした」
そんな声を外来で毎日のように伺います。
足底腱膜炎の主な症状
● 朝の一歩がひどく痛む(初動時痛)
ベッドから降りた直後の一歩目に、かかとへ鋭い痛みが走ります。
● 座ったあと立ち上がる時の痛み
仕事中や車の運転後に立つと、足裏の痛みが再発します。
● 痛みの場所
かかとの内側〜真下あたりが最も多い場所です。
足底腱膜炎が起こる一般的な原因
足底腱膜炎は、足裏の腱(足底腱膜)の 付着部に炎症 が起こることで発症します。
原因としては
長時間の立ち仕事
ランニングなどのスポーツ
硬い床での生活
アキレス腱・ふくらはぎの硬さ
など、繰り返す負荷 が大きく関わります。
炎症が続くと、通常は消えるはずの血管が残り、
いわゆる モヤモヤ血管(異常炎症血管)が生まれます。
一般的治療(保存療法)とその限界
まず行われる治療は以下です。
ストレッチ
マッサージ
インソール
痛み止め(湿布・内服薬)
これらは大切ですが、長期間続く慢性化した痛みには、
効果が不十分 となることがあります。
● ステロイド注射の注意点
一時的に炎症を抑えることはできますが、
腱が弱くなる(断裂リスク:約10%) といわれており、緊急性がない限りお勧めされません。
● 体外衝撃波治療の課題
逆に痛みを誘発しやすく、腱への負荷で痛みが悪化する可能性もあり、炎症血管が居座りやすい体質の方は悪化することが多いです。
こうして「保存療法に抵抗する痛み」へ進んでしまう方が多くいます。
モヤモヤ血管が痛みを続かせる理由
モヤモヤ血管(▲▲)
炎症で増えたモヤモヤ血管は、
その周りに 痛みを感じる神経も一緒に増えてしまう のが特徴。
そのため、
少し歩くだけで痛む
朝の一歩目がつらい
長時間の立ち仕事が耐えられない
といった敏感になった痛みが続いてしまいます。
当院の治療:動注治療・カテーテル治療
福岡ペインケアクリニック/ながさきハートクリニックでは
モヤモヤ血管を減らし、痛みの元にアプローチする
血管内治療 を行っています。
● 動注治療(足底腱膜炎に特に有効)
エコーを見ながら動脈内に薬剤を投与します(※写真は手)
外来で3分
針を動脈に入れて薬剤を少量投与
主に手足の痛みに対応
日常に戻りやすい
使用薬剤:チエナム(イミペネム・シラスタチン)
異常血管のみで作用し、正常血管は保たれやすい安全性の高い薬剤です。
● カテーテル治療(重症度が高い場合)
日帰り治療
40分ほど
局所麻酔で受けられる
非常に細いカテーテルで血管を傷つけにくい
治療効果は
数日〜2ヶ月かけてゆっくり改善していきます。
※効果には個人差があります。
● 副作用(いずれも軽度・一時的)
ピリピリ感・熱感
皮下出血(青あざ)
一時的な違和感
これまで重篤な副作用の報告はありません。
有効性と安全性
院長である坂井伸彰も共同著者として発表された、足底腱膜炎の動注治療の有効性と安全性に関しての論文では
• 平均痛みスコア(NRS)は治療前の7.9から、最終フォロー時には0.7まで大きく改善
• 足部機能スコア(AOFAS)も治療前の65.8から、1年後に92.8、最終的には96.1まで向上
•平均フォロー期間は30.9ヶ月(最長4年)で、効果は長期間持続
• 副作用は一過性の皮下出血(15%)やじんましん(3%)など軽微なもののみで、重大な合併症はゼロ
この研究では、足底腱膜炎に対する動注治療は高い安全性と有効性を兼ね備えた新しい選択肢であることが確認されています。
エコーによる評価
足底腱膜炎ではエコーで
足底腱膜の肥厚(4mm以上)
血流の増加(モヤモヤ血管)
が確認されることが多く、治療計画の参考になります。
FAQ(よくある質問)
Q. 治療は痛いですか?怖くないですか?
A. 動注治療・カテーテル治療はどちらも局所麻酔で行うため、強い痛みはほとんどありません。
薬剤を流すときに「ピリピリ」「熱い感じ」が出ることがありますが、数分〜数時間でおさまります。
Q.治療後どれくらいで痛みが良くなりますか?すぐに歩けますか?
足底腱膜炎の場合、数日〜3ヶ月かけて徐々に改善していくことが多いです。
治療直後から普通に歩いたり仕事に戻ることはできます。
※効果には個人差があります。
Q.どのくらい持続しますか?再発はありますか?
効果は他治療と比較し長期間続く方が多く、4年以上持続している報告があります。
モヤモヤ血管が減ることで“痛みの根本”にアプローチできますが、
負担の大きい生活を続けると再発の可能性もあります。
Q.副作用や危険はありますか?
副作用は軽度で一時的なものがほとんどです。
-
ピリピリ感・熱感
-
一時的な皮下出血
-
違和感
これまでの治療で、重い副作用は報告されていません。
Q.手術とどう違うのですか?入院が必要ですか?
動注治療・カテーテル治療は 手術ではなく、メスを使わない低侵襲治療 です。
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動注治療:外来で3分
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カテーテル治療:日帰りで40分
入院は不要で、治療後すぐに歩いて帰り日常生活を送ることができます。
まとめ
足底腱膜炎は「朝の一歩目が痛い」という特徴的な症状があります。
長引く痛みの背景には、炎症で増えた モヤモヤ血管 が関係している可能性があります。
ストレッチやインソールなどの一般的治療で改善しない場合、
動注治療・カテーテル治療 は新しい選択肢となります。
「もう治らないのでは…」と不安を抱える方にこそ、
痛みの専門クリニックとしてサポートしたいと考えています。
※治療効果には個人差があります。
受診案内
◆ 福岡ペインケアクリニック(中洲川端駅 徒歩1分)
📞 092-402-4022
診療時間:9:00〜18:00(水曜のみ20:00まで)
休診:月・火・日・祝・第2/4土曜
動注治療・カテーテル治療に対応
◆ ながさきハートクリニック(長崎駅徒歩7分)
📞 095-818-4199
月曜・火曜は福岡ペインケアクリニック院長が「痛みの血管内治療外来」を担当しています。
長崎で動注・カテーテル治療をご希望の方は、こちらもご利用いただけます。
