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薬や注射が使えない腰痛|カテーテル治療で大幅改善した症例

[2025.12.22]

症状と背景

60代の男性。1年半ほど前、ベッドから落ちそうになり踏ん張った際に腰に強い痛みが走り、その後ずっと腰痛が続いていました。整体や整骨院で一時的に楽になることはあっても、またすぐに痛みが戻ってしまい、「腰を反らすとズキッと痛む」状態が続いていました。

特に電車や車の座席など、体が少し斜めになると痛みが悪化。硬い椅子では座っていられず、座布団を常に持ち歩くほど日常生活に支障がありました。

これまでの治療と課題

患者さんは腎臓疾患の既往があり、現在も免疫抑制剤や糖尿病治療薬を内服しています。そのため、NSAIDs(一般的な痛み止めの一種)を使用すると腎臓に負担がかかるため、薬物治療は制限がありました。過去にステロイド注射を受けた際に糖尿病が悪化したこともあり、従来の治療法には限界がありました。

当院での検査と診断

エコー検査では、腰の靭帯に炎症の可能性を示す所見がありました。造影MRIでさらに詳しく調べることも検討しましたが、腎臓疾患をお持ちでしたので、リスクを最小限に抑えるため造影MRIは撮らない方針としました。

確定診断ではありませんが「棘突起間靭帯炎」の強い疑いでした。

行った治療

当院では、痛みの原因となる異常な血管(モヤモヤ血管)に直接アプローチするカテーテル治療(運動器カテーテル治療)を行いました。

治療中は腎臓を守るために点滴をしながら安全に実施。「チエナム」を用いて異常な血管を一時的に塞ぎ、炎症と痛みを鎮めました。

治療後の経過

治療直後から腰痛の軽減を実感され、1週間後の再診時には腰の痛みが「10→1」と大幅に改善していました。長く続いた腰痛がほぼ消失し、患者さんご本人も「ここまで楽になるとは思わなかった」と驚かれていました。

一方で、肩こりやお尻の張りは残っていたため、今後はコンディショニング(筋力や柔軟性を整える運動指導)を中心にフォローしていくこととなりました。

まとめ

今回の症例のように、「腎臓や糖尿病の影響で薬も注射も限られるから仕方ない」と言われていた腰痛でも、カテーテル治療によって改善する可能性があります。

現在、長引く腰痛や椎間関節炎などで不安を感じている方は、一度ご相談ください。

福岡ペインケアクリニック(福岡市博多区中洲川端)およびながさきハートクリニック(長崎市)で治療を受けることができます。

 

※効果には個人差があります。


九州ペインケアネットワーク
Kyushu PainCare Network

福岡ペインケアクリニックと、ながさきハートクリニックは、
モヤモヤ血管治療が受けられるクリニックで、同水準の治療とサポート体制を提供しています。

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