痛みの根本を血管内から治す
当グループクリニックでは、「痛みの根本を血管から治す」という新しいアプローチで、これまで改善しなかった慢性痛に対して治療を行っています。切らずに、日帰りですぐに日常生活を送れます。
患者様の状態に合わせて、以下の治療法から最適な方法をご提案します。
痛みの原因『モヤモヤ血管』とは?(クリックで閉じる)
① モヤモヤ血管を知る
事故や転倒などによって損傷を受けたり、毎日繰り返す動作によってストレス(負担)がかかることで炎症が起きた部位には、その修復の過程で「異常な炎症血管」が発生します。この血管を血管造影画像で見ると、霧がかったように”モヤモヤ”として見えるため「モヤモヤ血管」と呼ばれています。
この「モヤモヤ血管」は、多くの方が悩まれている五十肩や腰痛、膝の痛みなど、長引く痛みの部位に存在していることが様々な研究で確かめられており、全く珍しいものではありません。
② なぜ痛みの原因となるのか?
基本ルールとして「人体は血管と神経が一緒に伸びる」ため、モヤモヤ血管が発生すると「異常な神経」も発生します。
さらにモヤモヤ血管は正常血管より脆く、炎症を起こす物質(サイトカインなど)が周りに漏れ出すため、炎症が長引いて異常神経が過敏になり、痛みが持続してしまいます。
▲ 足底腱膜炎のモヤモヤ血管
通常であればモヤモヤ血管は自然と消えますが、40歳を過ぎた頃から消えにくくなるほか、若い方でもスポーツや仕事などで繰り返し負担がかかっている部位は消えずに残ってしまう場合があります。
③ モヤモヤ血管セルフチェック
2つ以上当てはまるとモヤモヤ血管の可能性が高いです。
- 指で押すと、他より明らかに痛い場所がある(圧痛)
- じっとしていても痛みが続く
- 就寝中や寝返りで痛む(夜間痛)
- 朝起きた時の動き出しが痛い
- ズキズキ、ジンジン、チクチクする痛み
- 患部が腫れたり赤くなったりする
- 天気やクーラーの冷えで痛む
- 飲酒後や激しい運動後に痛みが増す
④ モヤモヤ血管の減らし方
モヤモヤ血管を減らすことで異常神経も減ることがわかっています。そこで、動脈内から“一時的塞栓物質”を用いてモヤモヤ血管を塞栓し(詰めて)減らすことで、痛みを軽減させます。
薬剤:イミペネム・シラスタチンについて
すでに20年以上前から「抗生物質」として認可されている安全な薬剤です。非常に溶けにくく、少量の液体と混ぜると「小さな粒子」になる性質を持っています。
この粒子が、細くて脆い「モヤモヤ血管」だけを一時的に詰まらせて消失させます。正常な血管は太くて血流が早いため、詰まることなく安全に流れます。
⑤ 2つの治療アプローチ
1. 動注治療(約3分で終了)
手首や足首などの動脈から、極細の注射針で薬剤を注入します。
テニス肘、ヘバーデン結節、外反母趾など、手足の末端にある痛みに適しています。注入量も少なく、手軽に受けられます。
2. 日帰りカテーテル治療
足の付け根や手首から、0.6mmほどの極細チューブ(カテーテル)を入れ、モヤモヤ血管の近くまで進めて薬剤を投与します。
肩、腰、膝、股関節など、全身のあらゆる部位にアプローチ可能です。局所麻酔のみで、30分〜1時間ほどで終わります。
※当院はオクノクリニックとライセンス契約を結び、治療を行っています。
治療方法のご案内
① カテーテル治療
極細のカテーテルを用いて痛みの原因へ直接アプローチ。局所麻酔・日帰りで根本治療を目指せます。
対象疾患
全身のあらゆる痛み(首、肩、肘、手、胸、背中、腰、股関節、膝、足、前立腺、片頭痛など)
特徴
- 米国FDAやドイツBfArM承認の技術。安全性と有効性が高い。
- モヤモヤ血管をモニターで確認しながらダイレクトに治療。
- 炎症を減らし、関節変形の進行を遅らせることが期待できる。
治療費(税込)
- 1部位:286,000円~
- 2部位:363,000円~
※学生・アスリート割引あり
※医療費控除、民間保険の手術給付金の対象となる場合があります
カテーテル治療の流れを見る
- 問診・検査
エコーやMRIでモヤモヤ血管の有無を確認します。 - 局所麻酔・挿入
手首または足の付け根を局所麻酔し、極細カテーテルを入れます。痛みは採血程度です。 - 造影・確認
造影剤を使い、モニターでモヤモヤ血管を特定します。 - 薬剤投与
原因血管へ薬剤を流し込みます。 - 終了・帰宅
治療は約20-60分。その後1.5時間ほど院内で休憩し、歩いて帰宅可能です。
よくある質問
Q. 痛みはありますか?
Q. 副作用はありますか?
Q. 再発しますか?
② 動注治療
手足の末梢血管へ注射針で薬剤を投与。3分程度で終わる手軽な治療法です。
対象疾患
テニス肘、ゴルフ肘、ヘバーデン結節、腱鞘炎、足底腱膜炎、外反母趾、痛風、肩こりなど
特徴
- ピンポイントに作用
- 即日治療OKですぐ帰宅可能
- 副作用が少なく繰り返し可能
治療費(税込)
- 片側:25,300円〜30,800円
- 両側:36,300円〜41,800円
③ 注射治療
ハイドロリリース(筋膜リリース)やステロイド注射など、一般的な保存療法です。
対象疾患
寝違え、首こり肩こり、関節の炎症など
治療費(税込)
1回:5,500~6,600円
④ コンディショニング
国家資格保有スタッフによる姿勢・動作・筋膜調整。再発防止やパフォーマンス向上を目指します。
特徴
- 筋膜・関節・姿勢を総合評価
- 治療と併用で効果持続
費用(税込)
30分:5,500円
治療法の比較まとめ
| 治療法 | 対象 | 時間 | 痛み | 費用(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| カテーテル | 全身 | 約60分 | 麻酔有 | 30万〜 | 根本的 / 日帰り |
| 動注治療 | 手足末梢 | 約3分 | 少ない | 2〜4万 | 簡易的 / 即日 |
| 注射治療 | 局所 | 約5分 | チクっと | 数千円 | 対症療法 / 即効性 |
| コンディショニング | 全身 | 約30分 | 無痛 | 5,500円 | 再発予防 |
治療のエビデンスと安全性について
「血管を詰めて大丈夫?」という疑問を持たれるかもしれませんが、正常な血管には影響を与えず、異常なモヤモヤ血管のみを標的とする安全な治療です。
2021年以降、アメリカやドイツでは保険診療として認められており、世界中で実績があります。
主な副作用・リスク
- 穿刺部の内出血(約4%)
- アレルギー反応(約2%)
- 一時的な痛みの増加(約5%)
※いずれも数日〜数週間で改善します。皮膚壊死などの重篤な報告はありません。


